ヴァイスヴルスト食べ比べ@ミュンヘン VINZENZMURR

クロアチアからの帰り、ミュンヘンで1泊。
実はミュンヘンのヴァイスヴルストに目がないのでわざわざキッチン付のホテルに宿泊し、「スーパーで売っているもの」や「賞をとったお肉屋さんのもの」等を食べ比べてきました。

VINZENZMURRのヴァイスブルストはスーパーでも購入可能

ミュンヘンの空港には夜到着。
空港の中にはドイツの大手小売りEDEKAのスーパーマーケット。


そこで買ったのがコチラの商品。

VINZENZMURRはバイエルン州の準大手の肉屋チェーン。
インビス形式で食事が取れる店舗もあります。

インビスとはドイツの軽食スタンドのこと。
ドイツに旅行したときに街角や駅構内でソーセージを売っている軒先や店内で食べた経験のある方も多いのではないでしょうか。

スーパーでもこのヴィンツェンツムーアの商品が手に入るんですね。
知らなかった。

良くも悪くも、これから食べ比べをするヴァイスヴルストの基準となります。

スマホで購入可能!!ミュンヘン市内交通チケット

空港駅からホテルの最寄りの東駅まではSバーン。
ちょうどEDEKAのある場所の地下がプラットホームになっています。

ミュンヘンのSバーンなどの交通はミュンヘン交通局MVVが管理しています。
2014年当時でもスマホできっぷ購入が可能でした。

MVV - Münchner Verkehrs- und Tarifverbund

ヴァイスブルストの茹で方の極意


ホテルへ到着。
宿泊したのはマリオット系列のレジデンス・インなので、必要な調理器具、食器類はちゃんと揃っています。

ヴァイスヴルストの茹で方ですが、絶対に沸騰させないこと。
75℃から80℃のお湯で15分程度あたためます。

茹でるというか温める感じ。

かなり大きめの鍋を一旦沸騰させ、そこに塩を入れます。
コンロから外して、ヴァイスブルストを投入。

そして15分放置します。
パセリを入れてもいいです。

茹でるのではなく温めるといったほうが正しいかもしれません。
沸騰後熱源から外してしまうので、大きな鍋を使うのがおすすめ。

またお湯ではなく、ブイヨンや白ワインを使う方法もあります。

そういえば、日本で人気のあるシャウエッセンも発売当初は沸騰させないお湯で温める調理法だったんですよ。
その後改良され、現在は沸騰したお湯で調理と変更になっています。

できあがり。


本当はお湯を張った器でサーブするものですが、適当なお皿がなかったし、鍋そのままも下品なので2本、お皿に入れてみました。

あ、そうそう、ヴァイスブルストには専用の甘いマスタード、ズースマスタードが必須。
これもスーパーで買ってきました。

やはり甘いマスタード、ズースマスタードは必須です。

ズースマスタードの代用は粒マスタードにはちみつを加えるだけでOK

ズースマスタード、日本ではなかなか手に入りません。
そんな時は、粒マスタードにクセの少ないはちみつを大量に加えて近い味のものを作るのがおすすめ。
れんげよりも百花蜜などのはちみつがいいと思います。

それでは実食です。

ふわふわとした食感が特徴のヴァイスブルスト

まず、非常に柔らかい。
そして、程よい塩味。
甘いマスタードとよく合います。
非常にやさしい味。

でも、深い味わいなんですよね。
本来は朝食に食べるものというのもうなずけます。
実際は深夜でしたが。

ところで、ヴァイスヴルストの食べ方。
皮は食べません。
中身を甘いマスタードと共にいただきます。

諸説あるようですが、正統派の方法と言われているのが、先端にを切り落として、手に持って中身を吸い出す方法。


実際にやってみましたが、魚肉ソーセージの先端を噛み切って吸い出しているような気分。

一般的な食べ方は、お皿の上で縦半分に切って転がしながら皮を取る方法。


やっぱりこっちの食べ方がいいわ。

数年前にミュンヘンの駅構内やレストラン食べたものと比較すると、皮は固くないです。
ぶっちゃけ、そのまま食べようと思えば食べられます。

日本の昔のフランクフルトソーセージのような感じです。

スーパーマーケットで販売されているものがこのレベルということで、食べ比べが非常に楽しみになりました。

2 件のコメント :

  1. やっぱしバイエルン州では Weißwurst を茹でるよね。ドイツ語圏のスイス,チューリヒ,ベルン,ザンクトガーレン他ではみんなローストでした。屋台でもスーパーのデリでも,茹でていません。故スイスの先生に「茹でないの?」って聞いて変な顔されたのも懐かしいです。

    焼いた白ソーセージは芳ばしいけど,茹でたの好きです。マスタードは必須ですよね。あと... スイスもうそうだけどブルゴーニュの白ソーセージ(仏はブーダン・ブランw)は皮ごと食べちゃってました。豚肉ベースだからか,添えるのはアップルソースとかの果実系です。

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    1. こんにちは。

      ミュンヘンのヴァイスブルストは別物ですよね、基本ドイツでもソーセージは焼くものが多い気がします。

      日本でも昔はフランクフルトの皮は食べない人が多かったはずですが、最近では食べちゃいますよね。
      日本の場合、コラーゲンケーシングでも腸詰でもJAS法上では同じ扱いなのですが…
      断然天然腸詰が好きです。

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