ヨーロッパ旅行に出発 準備編 ツインルームのベッドに注意

勤務先が急に8月末までに一週間有休休暇を取得するように指示があったのが5月下旬。
このタイミングではなかなか特典航空券が取れない。
もっと早く言ってもらいたいです。

一週間の有給休暇に何をするか?

急きょ降ってわいた有給休暇。
今回の有給休暇は平日に取得して9連休にしろということ。

コンプライアンス休暇だって。
介護で休みが必要になった時に介護休業の取得を妨害していたくせに、何がコンプライアンス!?

父の件で北海道に出かける予定の分は7月まですでに航空券を予約済み。
しかも、極力仕事に影響が出ないように週末を含めてすでに航空券を予約済。

さて、と考えて普通に旅行に行くことにしました。

私の勤務先はまぎれもないブラック企業。
全国にある事業所にはかなりの回数、労働基準監督署が査察に入っています。

そんななか、形骸化した介護勤務制度なんかに私自身も悩まされてきたわけですが、今回も有休取得率を上げるために思いついたとしか思えない。

でも、休みは休み。
折角だから楽しみましょう。

希望の日程で確保できるのはヨーロッパ

今回、色々行き先を検索。
長い休みを活かすのはやっぱり遠いとこだよね。
ということで、ハワイを含むアメリカを検索してみましたが、希望の日程では空席なし。

シンガポールなどのアジアも厳しい。

ヨーロッパは経由便になりますが、空いています。
オーストリアのウィーンに滞在することに。

ただし、帰りも経由便しか空いてません。

そういえば、ヨーロッパ旅行を母がしたかったのを知っていたので、声をかけてみると「行きたい」とのこと。
本当は父がリタイアした後に一緒に旅行に行きたかったのでしょうが、父の脳梗塞以降、父は飛行機に乗りたがらなくなったので、あきらめていたとのこと。

そういえば、関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅をよく見ていたのを思い出しました。

せっかくなので、飛行機と列車を乗り継いでイタリアのティラノまで行き、箱根登山鉄道の姉妹鉄道であるレーティッシュ鉄道に乗って途中1泊してチューリッヒまで行くことにしました。


今回、最初はエコノミークラスでも日程優先で考えていましたが、高齢の母が一緒なのでビジネスクラスに。

基本、列車は一部の区間を除き1等を予約。
スイス国内では最初2泊するつもりでしたが、ベルニナ急行が満席の日があって1泊になってしまいましたが、移動日は全てではないもののホテルをお昼くらいに出発となるようなゆっくりとした日程を心がけました。

ただし、母はまだまだ元気。
プランを話したら「チェコかスロバキアにも行ってみたい」とか意外と注文が多い。

結局、ヨーロッパ滞在前半はウィーンに滞在。
スロバキアのブラチスラヴァはコンパクトな町なのでウィーンから列車で遠足。
片道1時間ちょっとです。

せっかくなので、ウィーンの街ならではの音楽も堪能したい。

ウィーンからミラノへ移動。
ミラノの空港ホテルに1泊。

その翌日にトレニタニアでティラノまで。
ティラノからベルニナ急行に乗り、スイスのクールで1泊

翌日昼過ぎにクールを出発しチューリッヒ空港まで。

特に旅の後半、ベルニナ急行乗車日の移動距離が半端ないのですが、歩き回る観光ではなく車窓からの観光。歩くのはせいぜい、ミラノのホテルから駅までとティラノ乗換、そしてクール駅下車後のタクシー乗り場までの間くらいです。

ヨーロッパのホテルのツインは要注意

ただし、母と一緒に行くことになって困ったのがホテルの部屋。
今まで母と一緒に行くときは部屋割りに困ることがなかったのですが、今回は私と母の旅行。

母は部屋が一緒の方が良いとの希望。
怖いんだって…
コネクティングルームもできれば避けたいらしい。

さすがに、私自身、この年だからマザコンとか言われることもないし、言われても気にしませんが、ヨーロッパのホテルって、ベッドがぴったりくっついていることが多い。

実は20代の頃にフランクフルトのシェラトンに友人と一緒に宿泊したことがあったんですが、ぴったりくっついているベッドで非常に気まずかった。
さすがに、母と一緒のベッドはあり得ません。

日本国内ではこういったベッド形態はハリウッドツインと言うんですよね。

しょうがないので、予約の際に2つのベッドが確約のところでホテル探し。
写真などでぴったりくっついていないか確認して予約。

ただし、ミラノの空港ホテルは部屋を2つにしてコネクティングルームをリクエストしておきました。

旅程のまとめ

結局旅程はこんな感じに。
  • 1日目 東京から北京経由でウィーン。ウィーン泊。
  • 2日目 ウィーン観光
  • 3日目 ブラチスラバ観光
  • 4日目 ウィーン観光
  • 5日目 昼食をウィーンで ミラノへ飛行機で移動、ミラノ泊
  • 6日目 ミラノからティラノ、ティラノからクールまで列車移動、クール泊
  • 7日目 ティラノからチューリッヒ、空港着後バンコク経由で帰国
  • 8日目 バンコクで乗継、東京着
帰りが南回りになってしまいましたが、チューリッヒを夜発なので眠れると思う。

さすがに翌日から仕事だときついので、1日休みを挟みました。

バンコクでは乗り継ぎが3時間ありバンコクから先がタイ国際航空なのでスパラウンジも楽しんでもらおうかと思っています。

ところで、この予定で特典航空券を発券した以降も普通に空席がありました。
アメリカやハワイ路線のビジネスクラスの特典航空券はなかなか取れませんが、ヨーロッパなら経由便になっちゃうけど比較的取りやすいです。

本当はスイスのクールで2泊してリヒテンシュタインやアルプスの少女ハイジの舞台であるマイエンフェルトまで足を延ばそうかとも考えましたが、帰りの飛行機の乗り継ぎが超微妙。

適度に欲張って詰め込み過ぎない旅行にしました。

帰国便を変更

出発直前になって、帰国の際にパリ経由便が空席に。
変更しました。

  • 1日目 東京から北京経由でウィーン。ウィーン泊。
  • 2日目 ウィーン観光
  • 3日目 ブラチスラバ観光
  • 4日目 ウィーン観光
  • 5日目 昼食をウィーで ミラノへ飛行機で移動、ミラノ泊
  • 6日目 ミラノからティラノ、ティラノからクールまで列車移動、クール泊
  • 7日目 ティラノからチューリッヒへ、チューリッヒ泊
  • 8日目 チューリッヒからパリ経由で帰国
  • 9日目 東京着
結局、バンコクのスパラウンジはなくなりましたが、ゆったりとした旅程になったと思います。

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