ユナイテッド・ポラリス・ビジネス 新シートを初体験

ユナイテッド航空の新ビジネスクラス、ポラリス。
新シートが搭載されたボーイング777-300型機に搭乗しました。

ANAマイレージクラブのスターアライアンス特典航空券で行くアメリカ西海岸

今回の旅行、ANAマイレージクラブの特典航空券で発券しました。
いつもはユナイテッド航空のマイレージプラスの特典航空券なんですが、実はこのことで出発後の変更がしにくかったので、問題に。

今回の旅程はラスベガスで1泊。
その後、サンフランシスコで滞在する旅程。

復路は関西経由で羽田となります。

冬ダイヤからは成田-ニューヨーク/ニューアーク線にも投入 ボーイング777-300型機

日本発10月29日(日)発から成田-ニューヨーク/ニューアーク線にも投入されるユナイテッド航空のボーイング777-300ER型機。
もちろんビジネスクラスはユナイテッド・ポラリスの新シート。

そんな新シートが導入されているボーイング777-300型機。
今回は成田-サンフランシスコ線で搭乗しました。

青いライトが印象的な機内

乗ると印象的なのは青いライティング。


ユナイテッド航空の場合、駐機時は空調の効きをよくするために窓のシェードを下げるので、余計に青さが目立ちます。

写真もいくつか取りましたが、シートについて詳細はユナイテッド航空のサイトを見ていただくのが良いと思います。

UNITED POLARIS BUSINESS CLASS

サックスフィフスアベニュー監修の寝具も。


あと、コンソールボックス内には鏡も。
コンソールボックスに眼鏡ケースや充電用のアダプタを入れて閉めておけば気流が悪いところでも飛び出してくることがありません。


意外だったのが、コントローラー。


液晶がついたものではなく、良くあるタイプのものでした。

シート前の液晶画面の下には充電が可能なUSBとちょっとしたものが入れられる小物入れ。


ココにも、USBケーブルやスマホを入れておけるので便利。
充電しても邪魔になりにくいです。


シートコントローラーはおおざっぱ。


左のダイヤルっぽいのがリクライニング調節。
フルフラットになるボタンと、フットレスト、ランバーサポートの調整が2つ。
サイドランプの調節と、月マークのDo Not Disturb サインもあります。

余談ですが、アメリカの航空会社ではフルフラットにするボタンは押しっぱなしにしないと作動しません。
他の国の航空会社ではポンッと押しただけで自動的にフルフラットになるものもありますが、FAAの規則で定められているので、アメリカの航空会社は押している間だけ作動するようになっています。

タブレッドがそのまま置けるタブレッドスタンドも完備


そして、特徴的なのがタブレッドスタンド。


タブレッドがそのまま置けるのでとても便利です。

機内サービスはサービス開始当初と比較し若干劣化


残念だったのが、機内サービス。
特徴的なグラスでのウェルカムドリンクは廃止されました。

3月に搭乗したときは、特徴的なグラスだったのに。

ユナイテッド・ポラリス・ビジネス サンフランシスコ-関西

チョコレートは箱入りになりました。


以前は搭乗時は1個だったのですが、2個で改善と思いきや、降機時のチョコがなくなっています。

水平飛行に移り、まもなくサービス開始。


変な形のテーブルが特徴です。


最初のドリンクとナッツはそのまま。


ところが、ワインテイスティングも劣化しています。
ワインを飲まないので見ていただけですが、専用のグラス立てがなかったです。
この便だけなのか他の便もなのかは不明。

実はワインテイスティングが始まる前でも、オーダーすればテイスティングはさせてくれたんですよね。

和食は変化なし


色々劣化したものの、和食はそんなに変化なし。


日本発なのでそこまで不思議な物体はないと思います。


でもね、相変わらず香の物は最初に出てきます。


モミジの葉っぱなど、季節感も演出。


引き続きメイン。


魚もどでかいものではなく、少し大きめサイズくらい。


栗や銀杏の形のニンジンなども。

ご飯は残念な感じに。


竹皮のようなデザインの紙を開けると俵ご飯が。
これ、同じに見えてもものすごくまずいのがたまにあるんですよね。
今回は普通でした。

味噌汁はナスの味噌汁。


フリーズドライの味噌に生の具材だと思います。

デザートはなんだかなぁ!?


ポートワインとチーズ、葡萄は変化なし。
今回、葡萄は2粒しかないけど、言えば増量してくれます。

ダサいのはアイスクリーム。


紙カップですぜ。旦那。

まあ、今回の紙カップは白だけど、減んな柄入りのもあるようです。

デザートをチョイスできるサービスは継続。


今回は和菓子をいただいてきました。
昔の弁当ミールの和菓子みたい。

セカンドミールは頑張ってます


到着前のセカンドミール。
今回、和食を事前オーダーしてあったのですが、2食とも魚なので「変更してもいいよ」と案内。

オムレツとシリアルよりかは和食のメニューが食べたかったので変更はしませんでした。


魚料理で、量は多いものの、今までの焼きそばとかよりはいいかも。

フルーツは相変わらず面白みがありません。


ただ、日本のイチゴは傷みやすいので機内食に入れるのはコストがかかるのだとか。

ヨーグルトはグリコ朝食リンゴヨーグルト。


スーパー向けの3連タイプのものです。

最後にコーヒー。


コーヒーフレッシュが業務用のスジャータPになりました。
スジャータといえば東海道新幹線のアイスクリームで有名ですが、東海道新幹線のコーヒーフレッシュも最初はスジャータだったんですよね。

変更しにくい 他社発券の特典航空券

着陸後、地上走行中にラスベガスでの銃撃事件発生を知りました。
メールをサンフランシスコ在住のstanさんが送ってくれたのです。

ラスベガスには1泊だけ、その後サンフランシスコで滞在だったのでいっそのこと変更しようと思ってANAに電話。

当然と言えば当然なんですが、まず、ユナイテッド航空の既にチェックインしてあるサンフランシスコ-ラスベガス間のチェックインを取り消さなければなりません。

ユナイテッド航空は、今回のラスベガスの銃撃事件発生に伴いTRAVEL WAIVERが出されていました。

今回のTRAVEL WAIVERはわりかし重いパラメータ2のもの。
すなわち、かなり緩い条件で変更手数料が免除されるものです。

で、ANAのオペレータに相談後、アライバルラウンジのカウンターで相談。
ラスベガスは通常のオペレーションに戻っているとのこと。

仮に予約を変更すると、ANAに電話して航空券の変更手続きを行わなければならないことや、ANA側は変更手続きはするものの、時間がかかりそうだったので、今回は予定通りラスベガスへ向かうことにしました。

アライバルラウンジの係員は私がシャワーを浴びている間に、予約済みの便より早い時間の便へ空席待ちの手続きもしてくれ、シャワー後にジュースだけいただいて国内線のゲートへ向かいました。

ちなみに、ユナイテッド発券の特典航空券であれば、その場ですぐに変更完了していたとのこと。

まあ、今回、ラスベガスでは銃撃現場の横を車で通りましたが、警察車両が多い以外は全く通常時の変わりがないラスベガスでした。

2 件のコメント :

  1. ポラリスのウェルカムドリンクの独特の形状のカップは、サービス開始後からテーブル上での転倒が頻発し、結構問題となった末に通常の割賦に戻されたと聞きました。デザインから見て安定具合が心配だったのですが、案の定・・・という感じですね。デザートのアイスクリームグラスも、グラスが割れて破片が混入して以降、いまだ元に戻されていないのが残念です。

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    1. コメントありがとうございます。

      やはり、サービスイン前のチェックが甘いですよね。
      デザートのアイスクリームカップも路線によっては子供が描いたような絵に入っているカップもあるし、そもそもアイスクリームも日によってバラバラですし。

      アイスは飲料と同じような調達にすればコストも下がると思います。

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