ANA A380コンフィグ発表 カウチシート導入へ

ANAのA380によるハワイ線、詳細が発表されました。

ANA A380は専用シート

ANAのエアバスA380。
ハワイ線へ就航する機材ですが、コンフィグが発表されました。



ファーストクラス8席
ビジネスクラス56席
プレミアムエコノミー73席
エコノミークラス383席、うちカウチシートになるANA COUCHiiが60席

プレミアムエコノミーはともかく、思った以上に上級クラスが少ない印象です。

例えば以前就航していたユナイテッドのボーイング747-400型機はファーストクラスが12席、ビジネスクラスが52席でした。

ANAのプレミアムエコノミーは背もたれが倒れる角度は浅くなりそうですが、一昔前のビジネスクラス並みの乗り心地になると思います。

ファーストクラスはドア付


ファーストクラスはドア付。
超豪華になるのではという予想もありましたが、案外普通。

ビジネスクラスはペアシート導入

ビジネスクラスはペアシート導入が他の機材と異なります。
スタッガードの配列を変更してカップルに配慮したものとなっています。

プレミアムエコノミーは38インチのシートピッチ

プレミアムエコノミーは38インチ。
プレミアムエコノミーとしてはかなりゆったりしたつくりだと思います。

ただし、日本の航空会社はANAに限らずリクライニングの角度が浅め。
スペックは一昔前のビジネスクラスに匹敵すると思いますが、リクライニング角度についてはまだ発表されていません。

モニターは15.8インチ。一番前は収納式となるため11.6インチですが、プレミアムエコノミーとしてはかなり大きなモニターとなります。

新登場のカウチシート ANA COUCHii

エコノミークラスのシートのうち新登場のカウチシート。


レッグレストを上げて、3 席もしくは 4 席分をベッドのように利用することが可能に。
専用の寝具も用意されます。

カウチシートは通常のエコノミークラス運賃に追加料金を支払うことで利用可能に。
どのような料金体系かは未発表ですが、ニュージーランド航空の日本線は3席でおよそ8万円の料金となっています。

シートピッチは32インチ。

エコノミークラスのシートピッチは34インチ ユナイテッドのエコノミープラスと同様

エコノミークラスはシートピッチが34インチ。
実はユナイテッド航空のエコノミープラスが約34インチなのでそれと同等になります。

その他の設備も充実

機内後方には多目的ルームが設置。
着替え・パウダールーム・授乳などの用途用で誰でも利用できるとなっていますが、シートマップを見る限り1部屋のみ。
実質的には授乳室になるのでは。

また、バーカウンターも設置。
全てのクラスで設置される予定です。

機体は3色

機体はそれぞれウミガメをモチーフにデザインされることは決定していましたが、3期それぞれに異なる色に。
ハワイの空と海、夕陽をイメージしたデザインとし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)となる予定です。

ハワイ情報サイト「#hawaii24」がオープン

ハワイ情報満載のホームページがオープン。
AIを利用した会話形式ので情報が確認できます。
そのチャットボットにも機体の色と同じキャラクターを搭乗させる予定です。

実は課題がいっぱいのA380就航

以前お伝えしたANAのホノルルでのラウンジ設置の記事。


その記事でも書きましたが、ラウンジ設置についての正式発表はまだありません。
現在利用しているダイヤモンドヘッドコンコースはA380が駐機できません。

また、ハワイ諸島間の航空便の提携航空会社がありません。
離島へのネットワークもどうするのでしょう。
ハワイアン航空との提携も2018年3月で終了しました。

今後、追加で発表される事項もあると思いますので、それまで待ちましょう。

まもなく航空券の予約開始だが…

A380の就航は2019年春から。
正式には発表されていませんが、まもなく航空券の予約が開始されます。
現在のところ、来春の成田-ホノルル路線のANA機材は運航されている2便とも787型機と表示されます。

ただ、空席状況が極めて不自然な状況かも。
もしかしたら、突然A380への機材変更があるかもしれません。

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