カード付帯海外旅行傷害保険大改悪 自動付帯から利用付帯へ

新型コロナウイルスの影響で現時点では気にならないものの、海外旅行を再開した時に、知らなかったではすまされないクレジットカード付帯保険の改悪が行われています。

大手カード会社が続々自動付帯から利用付帯へ改悪

一部を除いたアメリカン・エキスプレスカードの海外旅行傷害保険の利用付帯への改悪が2020年に発表されましたが、他社も次々と追随。

セゾンカードやクレディセゾンが発行するUCカードも一部を除き来月から利用付帯に。

三井住友カードやMUFGカードは今のところ改悪の発表はないものの、大手でないクレジットカード会社についてもこっそりと改悪が行われていたり、あるいは海外旅行傷害保険自動付帯のクレジットカードの発行自体を取りやめてしまった例も。

利用付帯の条件自体も改悪する会社も

例えば楽天カード。

海外旅行傷害保険

2020年9月までは公共交通乗用具の利用で条件を満たしていたものの2020年10月から、日本出発前に募集型企画旅行代金の決済が必要に。

スカイライナー特急券などをカード決済していれば対象になりましたが、今では実質ツアー旅行しか対象にならなくなった。

マイルを使った航空券で自分自身で手配するような場合はどうしようもないことに。

コロナ終息後のカード付帯海外旅行傷害保険は必ず条件の確認を

大手カード会社が立て続けに改悪を発表し、記事執筆時点で大丈夫な会社でも今後改悪へ舵を切るカード会社も増えそう。

クレディセゾン以外が発行するUCカード。

2021年6月から発行されたUCプラチナカード
プラチナカードだけど海外旅行傷害保険は利用付帯。
他社では自動付帯と利用付帯の違いとしてプレミアムカードにおいては補償額に違いを設けることが多かった。
しかしこのカードはプレミアムカードなのに自動付帯ではない。

今後も変更が予想されるので海外旅行を再開する際にはカード付帯海外旅行傷害保険の条件を再度確認しよう。

利用付帯のテクニック

楽天カードなど一部のカードでは使えないものの、公共交通乗用具の利用を条件としている会社では、公共交通乗用具の決済をすれば利用付帯の条件を満たしたことに。

例えばスカイライナーの特急券かJRの乗車券を買えば対象に。

例えば、目白から成田空港で出発する場合、目白から日暮里間の単距離切符をクレジットカードで購入するだけでも多くの場合対象。
JR東日本の場合、指定席券売機で乗車券を発売しているが、目白から日暮里といった単距離切符でもクレジットカードでの購入が可能。
気を付けたいのはSUICAなどへのチャージでは公共交通乗用具の決済をしたことにはならないのも注意したい。

ただし、前述の楽天カードもそうだがカードによって利用付帯の条件が異なるので、きちんと条件を確認することが重要だ。

クレジットカード複数枚よりも追加保険検討を

海外旅行傷害保険が自動付帯されたカードを複数枚持ち、傷害・疾病の治療費用の保険金額を加算していくというやり方が今まではあった。
その事を紹介しているWEBサイトもあるよね。

今までは良かったものの、自動付帯から利用付帯に変更になる場合を考えると、例えば3枚のカードでやろうと思うと3回のきっぷを買わなければ対象にならない。
こんなの面倒すぎ。

自動付帯であっても実際に事故が起きた際、何社に連絡する必要があるのだろう?

クレカ上乗せ海外旅行保険

クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険にプラスする形で加入できる海外旅行保険。
あまり種類は多くないものの、申し込みが可能な保険がある。

例えば、ジェイアイ傷害火災保険株式会社のクレカ+プラス
以下のカードブランドの海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカード会員なら申し込みが可能。

2021年6月1日時点

カードブランドに縛りがあるものの、海外旅行傷害保険が付帯されているカードを持っていれば対象になるのが特徴。
すなわち、年会費無料で海外旅行傷害保険の補償金額が少ないものであっても保険料に変わりはない。

例えば、2021年3月から発行が開始されたLikeme by saison card

年会費無料で海外旅行傷害保険が利用付帯のカード。
こういった年会費無料の海外旅行傷害保険付きのカードとクレジットカードにプラスする海外旅行保険の組み合わせでももちろん大丈夫。

クレカ+プラスの実際の保険料も高くはない。
一例だが韓国・台湾3日間なら440円。北米・ハワイ6日間でも1,730円。
しかも治療・救援費用は無制限
69歳までなら申し込み可能。

クレカ+プラスに申し込みできないカード会社のクレジットカードの場合でも諦める必要はない。
三井住友カードなども専用の上乗せ保険がある。
カード会社に確認してみて欲しい。

ゴールドカードって必要?

今までゴールドカードは海外旅行傷害保険の為に持っていた人も多いと思う。

近年低下が目立つのはクレジットカード会社が提供していた海外サービス。
それこそバブルまっさかりだった1990年代は今と違ってインターネットでの情報収集も難しかったのでカード会社の海外旅行デスクは現地での情報収集に役立った。
レストランの予約にも重宝した。
しかし今日では世界各地に自社の問い合わせデスクがあったアメリカン・エキスプレスですら旅行会社への委託に。ほとんどの場合手配が有料に。
1990年に鳴り物入りで開始され、自社運営が特徴だったJCBプラザも今では旅行会社へ委託。レストランの予約であればほとんどの場合無料でやってくれるし、JCBマークのあるクレジットカードであれば発行会社に関係なくサービスを提供しているが、そもそもゴールドカード専用のサービスではない。

それに今ならネットで予約や情報収集も出来る時代に。

となるとゴールドカードなどのプレミアムカードのサービスって空港のクレジットカード専用ラウンジの利用や海外旅行の時の手荷物宅配サービスくらいにしかメリットを見い出せなくなってしまった。

プラチナカードやゴールドカードの海外旅行傷害保険の治療・救援費用も数百万円が上限。
正直、旅行先によっては不十分な補償金額だと思う。

クレカ+プラスの場合、年10回くらい3泊程度の近隣の海外へ渡航する場合でも保険料の負担は合計で数千円程度。
年5回くらい一週間程度のアメリカ旅行をする場合でも一万円以内で収まる計算である。
しかも治療・救援費用の補償は無制限。
これなら、海外旅行傷害保険のためだけにプレミアムなクレジットカードを持つ必要はない。
他のサービスも勘案し、無駄な年会費を払っていると感じるのであればクレジットカードのダウングレードも検討すべきである。
広告満載のカード会員情報誌に魅力を感じている人は少ないのでは?

新型コロナウイルスで様々なことに変化があった。
遠くない将来、レジャーでの海外渡航機会が復活するのは間違いないが、その際に海外旅行傷害保険についてしっかり確認することを忘れないようにしよう

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