ただ、マリオット・ギフトカードはアメリカ国外では極端に使い勝手の悪いギフトカード。
ちゃんと考えてからの購入をおすすめします。
5月17日(アメリカ時間)までのマリオットeギフトカードの購入が20%OFF
マリオットインターナショナルではeギフトカードの購入が20%OFFとなるキャンペーンを実施しています。
購入と購入後の残高管理等は以下のページです。
- セール期間 2020年5月11日～5月17日（アメリカ時間）まで（日本では18日お昼ごろまでキャンペーン価格での購入が可能だと思われます）
- ギフトカードの種類 50・100・250・500・1,000 USドル
- 購入上限 1日あたり5,000ドル
マリオットのギフトカードについては以前の記事で詳細をお届けしました。
本来はほとんどのマリオット系列のホテルと直営のレストラン・スパ等で使えるはずのマリオットギフトカード。
ところが、前述の記事でも書きましたが、アメリカ国外で使用できたのは3割未満です。
日本国内ではいまだに断られるマリオットギフトカード
前述の記事の公開以降にもアメリカ国外でマリオットギフトカードを使用したかったのですが、案の定断られています。
特に日本国内では旧ラフォーレのマリオットについて対応が遅れているようでしたが、冬に宿泊した白馬のコートヤードでも使用することができませんでした。
他にもあるギフトカードのデメリット
アメリカドル建てのギフトカードなので為替差益や差損が出るのは仕組み上致し方のない事ですが、アメリカ国外で利用しにくいことに加えて、アメリカ国内・国外に関わらず大きなデメリットがあります。
それは、決済に関わること。
事前決済が必要な料金では使用できない
事前決済時の決済手段として利用することができません。
事前決済の料金はかなりお得になっていることが多いため、ギフトカードを使いたいがためだけにお得で無い料金プランを選ぶ必要が出てきます。
チェックアウト時のフロントでの精算が必須
原則としてギフトカードでの精算はチェックアウト時にフロントで行うことになります。
クレジットカードで精算ならフロントによらずにチェックアウトもできるところが多いのでこれもかなりのストレス。
クレジットカードの二重請求があった場合の交渉は大変
海外に限らずホテルで保証金の意味合いでクレジットカードの提示を求められることがあります。
それはマリオットでも同じ。
ギフトカードで支払う時でもクレジットカードの提示が求められるのが普通。
で、精算時にギフトカードで支払ったのにもかかわらずクレジットカードへ請求が来たり、デポジット分が返金されないこともあります。
その場合はホテルへ連絡すれば処理はしてくれるのですが、経験上、日本のマリオットの予約センターは何もフォローしてくれません。
実はたびたびあるセール
日本国内でこれほどまでに話題になったことは初めてかもしれません。
でも、アメリカではよくあるセールなんです。
コストコでギフトカードが20％より高い割引率で販売されていたり、マリオットヴォンヴォイのポイントや提携航空会社のマイルが貯まるキャンペーンなどをたびたび実施しています。
20％より高い還元率となるオンラインでのキャンペーンは最近ではありませんのでお得になる率としては決して悪いものではありません。
しかも日本国内で紹介しているホームページの内容、よく見てみてください。
もちろん、デメリットなどもきちんと紹介した上で記事にしているページもあります。
でも、デメリットなんかまったく関係なしに一押ししているページも。
そんなページには必ずと言っていいほどスターウッド プリファード ゲスト
アメリカン・エキスプレス・カードの紹介リンクがあったりするんですよね。
確かに紹介を受けて入会するとキャンペーンでの獲得ポイントが多くなるので悪い事ではないのですが、ギフトカードのキャンペーンとは直接関係はありません。
アメリカ国内での使用予定がある場合はおすすめ
否定的な事を書いてきましたが、でも20％引きは悪くはありません。
問題はギフトカードの使いにくさだけ。
実はアメリカ国内ではほぼ問題なく使用できる場合が多いのでデメリット的には事前決済料金が使用不可になることと万が一の二重請求の対応が面倒なこと。
二重請求の対応についてはサポートがしっかりしているクレジットカードを利用すればフォローしてくれるのでそれほど深刻に考えなくてもいいかもしれません。
いずれにしても、ギフトカードが必要かどうか、また、アメリカ国外で使用する際のデメリットも許容するのであれば20％OFFでの購入はお得です。
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