マイレージプラス改悪? 特典航空券のストップオーバー廃止へ 変更・キャンセル手数料も改定


マイレージプラスの特典航空券の発券ルールが2016年10月6日から変更になります。


改悪の部分が多いと思います。

今回はストップオーバー(途中降機)廃止について詳しくお伝えします。

特典航空券のルール改定と変更・キャンセルの条件・手数料が変更へ

今回の変更点は大きく分けて2点。
まず、特典航空券のルール改定。
そして、発券後に変更・キャンセルする場合の条件と手数料が改定になります。

特典航空券のルール改定

ストップオーバー廃止 Excursionist Perk の導入

今回の一番大きな変更は往復航空券のストップオーバーが廃止されること。
ストップオーバーとは例えば次のような旅程のことで、各都市で滞在する場合のことを言います。

  • 成田→フランクフルト→ロンドン→成田
  • 成田→フランクフルト→シンガポール→成田

このようなストップオーバー旅程は今まで往復特典航空券と同一のマイルで発券が出来ました。
現在のエコノミークラス往復特典航空券では90,000マイルとなります。

今後はストップオーバーではなく Excursionist Perk という仕組みに変わります。

そのため、上の例では「成田→フランクフルト→ロンドン→成田」は今後も同一マイル数で発券可能ですが、「成田→フランクフルト→シンガポール→成田」の旅程では Excursionist Perk の対象外となるため必要マイル数が「成田-フランクフルト」「フランクフルト-シンガポール」「シンガポール-成田」の3つの片道特典航空券の合計マイルとなります。必要マイル数は122,500マイルです。
これは明らかに改悪。

また Excursionist Perk の日本語訳が発表されていませんが、観光客パークとでもいうのでしょうか。

ただし、今回、単なる経由便のことに関する変更はありませんので「成田→パリ→シンガポール→成田」でもシンガポールで滞在しないで乗り継ぐ場合には今後も90,000マイルで発券が可能と思われます。

Excursionist Perk の出発地と目的地は同一地域内でなければならない

上の例で上げた2つの例。
なぜ、片方が90,000マイルのままで、もう片方が122,500マイルになってしまうかというと、Excursionist Perk の出発地と目的地は同一でなければならないと定まっているから。
フランクフルトとロンドンは同一地域であるヨーロッパですが、シンガポールは南アジアなので Excursionist Perk の対象外となります。

したがって、以下の旅程も今後は必要マイル数が変更されてしまいます。
  • 成田→ソウル→フランクフルト→成田(90,000マイルから105,000マイル)
※スターアライアンス特典の場合

完全に改悪ですね。
もう一つ、改悪となる点があります。

単一地域内で完結する旅程の場合 Excursionist Perk は対象外

これはわかりにくいんですが、例でいうとヨーロッパ内で完結してしまう等の単一地域内での完結旅程の場合は Excursionist Perk の対象外となります。
したがって、日本国内線の場合はストップオーバーが出来なくなります。

改悪の理由

今回の改悪につながった理由ですが、今まではものすごいマニアックな旅程も発券できてました。
例えば日本からヨーロッパ経由でアメリカに行く場合、アメリカまでのマイル数でヨーロッパでストップオーバーすることも場合によっては可能でした。
また、ヨーロッパ域内で日本国内線のストップオーバーと同様の需要もあった模様。

ただし、アメリカ(カナダ・アラスカ含むハワイは除外)の場合は追加マイル数が必要となる場合があったのでアメリカ国内線のみの旅程に限っては一概に改悪とは言えないようです。

異なるキャビンは Excursionist Perk 対象外

Excursionist Perk となる区間では異なるクラスの特典を利用することはできません。
ただし、往路復路で異なるクラスを利用することは可能と思われます。

  • OK 成田→ロンドン間(ビジネス) + ロンドン→フランクフルト(エコノミー)+フランクフルト→成田(エコノミー)
  • ダメ 成田→ロンドン間(エコノミー) + ロンドン→フランクフルト(ビジネス)+フランクフルト→成田(エコノミー)

世界一周特典廃止

世界一周特典も廃止となります。
エコノミークラスの特典航空券でも20万マイル必要でしたので、複雑な経路でなければ片道航空券の組み合わせの発券と大差ありませんでした。

変更・キャンセルの条件・手数料改定

変更・キャンセルの場合、新たに61日前という期限が設定されました。
また、プレミア・プラチナ会員に対する手数料徴収や手数料の値下げなどが実施されます。

この部分については次の記事で確認してください。

マイレージプラス改悪2016 変更・キャンセル手数料改定

詳細についてはmileageplusupdates.comで確認してください。
記事作成時点では英語のみですが、そのうち日本語版もできると思います。

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