これは違うだろ!真矢みきがユナイテッド航空から受けた酷い扱い 強制降機の男性は医師免許をはく奪されていた

昨晩紹介したユナイテッド航空のオーバーブッキング対応について、日本のメディアでも取り上げられています。


TBS系「白熱ライブ ビビット」で自身のユナイテッド航空の乗り継ぎ失敗について恨み節を語っていました。

走れば間に合うかも!あきらめないで!

…と言われたかどうかはわかりませんが、単なるミスコネクトをオーバーブッキングと同列に語ってしまう真矢みき。
でもフリークエントフライヤーではなく実際に利用する人の感覚としては一般的なものかもしれません。
 真矢によると、米国から日本に帰る国際線で、乗り継ぎのため空港内を高齢の夫婦と真矢の友人の4人で必死に走ったものの、到着すると「乗り遅れ」と言われ機内に入れてもらえなかったという。
 「(空港内を)真っ直ぐ、間違いなく走ったんですけど乗り遅れだと。すぐにチケット渡されて、お金とかは渡されなかった。私たちが悪いからと。でもそれだったら走ってる時に伝えて下さいと言いました」と、UA側の対応に疑問も伝えたといい、「なにより高齢のご夫婦が息を切らせて一生懸命走って。あれはないなと。すごく悔しい思いが久々に上がってきました」と、当時を思い起こし悔しそうな表情を浮かべていた。

真矢ミキもユナイテッドで…「すごく悔しい思い」を振り返る 2017年4月12日 デイリースポーツ
このやりとり、MCの国分太一からオーバーブッキングの経験があるかどうかの質問の答えとしてのものです。

ただし真矢みきはてるみくらぶの時にも同一番組のロケで利用したということも以前言っているので、ある程度は割り引いた方が良いのかもしれません。

CEOは追加謝罪 株価は一旦かなり下げたものの前日比1%安

4月11日のユナイテッドコンチネンタルホールディングスの株価は一時的に前日比4%の急落があったものの順調に持ち直して終値は前日比1%安に。
翌12日の始値は10日の終値を既に上回っています。

これは当初の報道がセンセーショナルであったことや、人種差別的な要素を含んで報道されてしまったことなどが影響していると思いますが、正確な情報が伝わっていくに従い、市場も落ち着きを取り戻したものと思われます。

今回の主役 デービッド・ダオ氏とは?

今回、強制降機させられた渦中の人物、デービッド・ダオ氏について複数のメディアが過去の逮捕歴について報道しています。
According to the Courier-Journal in Louisville, Dr. Dao is a pulmonologist, a physician who specializes in treating respiratory conditions, in Elizabethtown and he was arrested in 2003 and convicted the next year of multiple drug-related offenses after an undercover investigation.

Doctor dragged off United flight was convicted of multiple felony drug charges in 2004 
By Jessica Chasmar - The Washington Times - Tuesday, April 11, 2017

英語ですが、同じくワシントンポストの報道です。

映像が表示されない場合はコチラをご覧ください。

もちろん今回の出来事と直接の関係はありませんが、そもそも患者の治療のために家に帰る必要があったかどうかは疑問です。
というのも、2003年に逮捕、翌年に有罪判決、その後医師免許をはく奪され、現在は薬の処方だけしかできないとされています。

ユナイテッド航空の失敗

ユナイテッド航空と合併したコンチネンタル航空は従業員に向け経営陣からメッセージが掲示板やメール、ボイスメッセージで社内情報が共有される事が有名でそれがコンチネンタル航空の再建に寄与していたことが知られています。

しかしながら、コンチネンタルが再建した1990年代と今の時代とでは従業員の会社に対する考え方の違いはもとよりSNSでの拡散といった当時とは違ったリスクがあります。

今回、CEOが社内向けに発信したメッセージが公開されることにより炎上にさらに拍車がかかりました。

ソーシャルメディアに対するユナイテッド航空の対応は以前より上手ではありませんでしたが、明らかに劣っていると言わざるを得ません。


昨晩の記事もあわせてご覧ください。

オーバーブッキングのユナイテッド航空、乗客引きずり出し

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