マイレージプラスのパートナー航空会社航空会社特典の直前発券について必要マイル数が増加しました。
パートナー航空会社運航の直前発券必要マイル数変更
ユナイテッド航空のマイレージプラス、スターアライアンスを含むパートナー航空会社の特典航空券直前発券必要マイル数が変更になりました。
例えば、東京-福岡の特典カレンダーを見てみましょう。
日本国内は原則5,500マイルだったのが21日前を過ぎると6,000マイルとなってしまっています。
21日前の切り替わりは原則504+1時間
21日前って言うとちょうど3週間前になりますが、実際に必要マイルが切り替わるのは504時間前です。
ただし、サマータイムの影響で1時間程度の誤差が出る場合があります。
同じく、東京-福岡の状況を確認してみましょう。
この記事を書いている時点でスクリーンショットを取ったものですが、やはり21日前である505時間を境にマイルが切り替わっているのが分かります。
本来、21日前は504時間前となります。
ただし、アメリカは現在サマータイムのため、サマータイム終了後に504時間となると思われます。
単純に改悪とは言い切れないが…
今回の必要マイル数の変更、実は2019年11月までは直前発券手数料が75アメリカドルかかっていました。
日本国内線の場合、2019年11月からは30日を切る予約に関して、直前発券手数料は無くなったものの必要マイル数について8,500マイルまで上昇。
2020年4月に再びルール変更があり、30日前から21日前に必要マイル数増加のタイミングが変更。
直前発券に必要なマイル数も8,500マイルから6,000マイルまで下がったことになります。
ただし、国際線の場合は単純にそうとも言えません。
というのも、例えばアジアからアメリカの場合のエコノミークラスの片道特典航空券での必要マイル数をもとに考えてみましょう。
- 出発から21日以上前まで ユナイテッド航空35,000マイル、提携航空会社38,500マイル
- 出発から7~21日前まで ユナイテッド航空37,000マイル、提携航空会社42,000マイル
- 出発から7日以内 ユナイテッド航空37,500マイル、提携航空会社42,000マイル
エコノミークラス片道航空券でこの差ですから、ビジネスクラスや往復の場合更に差があります。
すなわち、元々の必要マイル数が少ない路線は2019年11月の変更前よりは有利になっていると思いますが、多い路線は当然ながら必要マイル数が多くなるので改悪と言えるでしょう。
ただ、日本国内線で500マイルしか必要マイル数が違わなくないのはかなり優秀。
実際に直前発券手数料が75アメリカドルかかっていた時や必要マイル数が8,500マイルの時と比較すれば、直前発券しても一概に改悪ではありません。
現在は残念ながら海外旅行をする状況ではありません。
しかし、日本国内の旅行でマイルを使用することを考えれば、直前でも500マイルしか違わず、手数料もかからず手数料なしに変更も可能。
一時期は取りにくかった特典航空券もかなり取りやすい状況となってきたことから、マイレージプラスはまだまだ捨てたもんではないマイレージプログラムだと思います。
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