デルタ航空成田空港から撤退か!?

デルタ航空が成田空港から撤退することが現実味を帯びてきたようです。

2020年末に撤退!?

デルタ航空の成田撤退、ノースウエスト航空がスカイチームに加盟した2004年やデルタ航空と合併したときなど、幾度となく話題になってきましたが、とうとう現実味を帯びてきたようです。
報道によると2020年末に撤退完了の可能性があるとのこと。

ユナイテッドより早い撤退スピード

報道の一部を引用しますが、ユナイテッドよりかなり早く路線の縮小をすすめています。
However, Delta in recent years has gradually been reducing its Narita operation. Suspended routes from Narita over the last eight years include: Bangkok (2016), Beijing (2014), Busan (2012), Guam (2018), Hong Kong (2014), Los Angeles (2016), Minneapolis (2016), New York JFK (2016), Palau (2018), Saipan (2018), Salt Lake City (2011), San Francisco (2014), Seoul Incheon (2013), Shanghai Pudong (2018) and Taipei (2017).
Delta Air Lines prepares to say ‘sayonara’ to Narita March 7, 2019 THE BLUESWAN DAILY
釜山やパラオなど特徴がある路線もありましたが、ロサンゼルスやミネアポリス、ニューヨークも撤退。
現在残っている路線はアトランタ、デトロイト、ホノルル、マニラ、ポートランド、シアトル、シンガポール。

マニラとシンガポールが以遠権路線。
以遠権路線が健在なのはユナイテッド航空をメインにしている者から見れば羨ましいのですが、撤退は時間の問題だとも感じます。
マニラはホノルルから就航しているし、シンガポールへは機材の関係でアメリカ本土からの直行便は難しいものの、そもそもマニラも含めてソウル仁川へ移管してしまうこともできます。

私もシンガポールへ行く際に利用していますが、なかなかサービスも良く、ボーイング767型機ですが快適なフライトだったと思います。


少し幅が狭いけど。

思いのほか快適なフライト 早朝発のデルタ航空デルタ・ワンで成田へ

羽田のスロット確保数によっては撤退しない可能性も

2020年の夏ダイヤからアメリカの航空会社に対して割り当てられる12枠の羽田のスロット。
ユナイテッド、アメリカン、デルタ、そして、ハワイアン航空が申請していますが、デルタ航空以外は日本の航空会社であるANAかJALと提携しているため、大方の予想ではデルタ航空へのスロット配分が多くなると予想されています。
デルタ航空はアトランタ、デトロイト、ポートランド、シアトルへ各1便と、ホノルルへの2便を申請。
確保できたスロットが少なければ撤退は延期になるかもしれませんが、全枠ではなくてもある程度の枠が確保できれば成田から撤退してしまう可能性もありそうです。

2020年の羽田発着路線がポイント

日本国内にはノースウエスト航空のワールドパークス時代からの会員に加えて、デルタアメックス会員なども多くいます。
デルタ航空のマイルは無期限で貯められ、デルタ航空が成田から撤退しても羽田は残るので無理やりマイルを使い切ることは無いと思いますが、私の場合、ノースウエスト時代と比較したサービス低下に呆れてほぼ使い切りました。
機内サービスはまあまあなんですが、コールセンターのサービスレベルに問題があるし、特典チャートの非公開化、予告なしに特典発券必要マイル数変更など、かなり使いづらくなりました。


2020年のオリンピック前後で大きな変化がありそうです。

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